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Overview
杉山鉄工の
曲げ
杉山鉄工では、曲げを必要とされる皆さまの力となれるようにこだわりを持って取り組んでおります。
1.日本最大級の曲げ能力
杉山鉄工では、国内最大級の形鋼曲げ能力を有しております。(国立新美術館で使用された大型フラットバー(t115mm×W515mm×l12m)や400WのH形鋼や1000×
300H形鋼など)他社では、実現できなかったサイズも杉山鉄工でお答えできるように常にチャレンジしております。
2.圧倒的精度
杉山鉄工では、現場での使いやすさを常に考えて、曲げ加工に取り組んでいます。技術本意なスペック自慢とならないように、お客様が何のために使用されるかを考え少しでも、実際に使用される現場のみなさまの力となるように、現場の工数削減に繋がるように、精度向上を心掛けています。
3.各種加工一括対応
杉山鉄工では大型機械加工、穴あけ、各種旋盤、溶接など従来では一社で加工が難しかった案件にも一括して対応しております。少しでも、資材発注を担当する調達部署の方々の手配段取り等の負担軽減に協力いたします。
4.徹底した管理体制
杉山鉄工では、製品等に関して、作成時出荷時など必ず精度等チェックを行い、製造工程に関してもトレーサビリティ管理を徹底しております。溶接に関しても必要に応じ、社内UT検査、PT検査等を実施し品質管理を徹底しております。
5.想いの実現に向けての提案
杉山鉄工では、通常の冷間曲げでは対応が難しいご要望に関しましても当社の技術や長年培ったネットワークなどを駆使し、R-BH(ビルドH鋼の製作+曲げ加工)やカットT(H鋼の切断+修正加工)、プレス曲げなど様々な形でお客様の想いの実現に全力でサポートいたします。
02
Special
Shapes
特殊な
曲げ形状
杉山鉄工では、長年の経験と技術力を活かし、特殊な曲げにも対応しています。
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多段R曲げ(2段R曲げ等)
通常1本の形鋼を曲げるとき、その曲げR(半径)は、一定となるのですが、当社では、曲げ途中で、違うR(半径)に変えるベンダー曲げでは珍しい曲げ加工を行なっております。主に支保工などで使用されています。
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螺旋階段用らせん曲げ、ささら曲げ
螺旋階段等でパイプのらせんや平鋼のささら等が必要な場合、基本的な要件データを提供いただければ、当社にて、その仕様にあった曲げR、曲げ回数のらせん、ささらを作成いたします。
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S字曲げ、U字曲げ
形鋼の両端より曲げ方向などが異なり、それぞれアルファベットのS字及びU字のような形に曲げる方法です。H形鋼、平鋼、パイプなど様々な形鋼を当社はベンダー曲げで実現します。
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形鋼矯正
何らかの原因で、形鋼にゆがみ等が発生している場合や、他社にてカットT製作時にゆがみ等が発生した場合、当社では、曲げ技術を応用してそのゆがみを矯正する加工も行なっております。
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General
Shapes
一般的な
曲げ形状
下記の曲げ形状一覧以外にも、海外製品などのH鋼のゆがみ矯正や他社で行なった曲げの不備に因る矯正等も行なっております。
曲げに関わらず、お気軽にお問い合わせください。
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H形鋼アーチ曲げ(縦曲げ)
H形鋼のフランジ部を基準として水平方向に曲げます。開口部が上下の向きになります。
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H鋼レール曲げ(横曲げ)
H形鋼のウェブ部を基準として曲げます。開口部が内外の向きになります。
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チャンネル縦曲げ
チャンネル(溝形鋼)を平置きにした状態で曲げます。開口部が上の向きになります。
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チャンネル内曲げ
チャンネル(溝形鋼)のコの字を内側にした状態で曲げます。開口部が曲げの内側の向きになります。
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チャンネル外曲げ
チャンネル(溝形鋼)のコの字を外側にした状態で曲げます。開口部が曲げの外側の向きになります。
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アングル内曲げ
アングル(山形鋼)のL字型の先端を平置きし内側に向けた状態で曲げます。
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アングル外曲げ
アングル(山形鋼)のL字型の先端を平置きし外側に向けた状態で曲げます。
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アングル内縦曲げ
アングル(山形鋼)のL字型の先端を立てた状態で内側に向け曲げます。
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アングル外縦曲げ
アングル(山形鋼)のL字型の先端を立てた状態で外側に向け曲げます。
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I形鋼レール曲げ(横曲げ)
I形鋼のウェブ部を基準として曲げます。開口部が内外の向きになります。
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I形鋼アーチ長辺曲げ(縦曲げ)
I形鋼の長辺フランジ部を基準として曲げます。開口部が上下の向きになります。
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I形鋼アーチ短辺曲げ(縦曲げ)
I形鋼の短辺フランジ部を基準として曲げます。開口部が上下の向きになります。
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パイプ曲げ
パイプを任意の径で曲げます。角度を指定しての曲げやS字、U時の曲げも行ないます。
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パイプ3次元曲げ
パイプをX軸Y軸Z軸方向へ自由に曲げます。
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らせん曲げ
パイプまたは丸棒をらせん階段の手すりの形状に曲げます。径方向に加え、上下方向にも同時に曲げています。
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ささら曲げ
FBや鋼板をらせん階段のささら桁の形状に曲げます帯状の鋼板の厚さ方向が内外側向きになり、同時に幅方向への曲げも行なう。
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フランジ曲げ
平鋼の幅の広いほうが上下にくるように立てた状態で水平方向にレコード盤のように曲げます。
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バンド曲げ
平鋼の幅の狭いほうが上下にくるように立てた状態で曲げます。
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ロール曲げ
鋼板を円筒状に曲げます。
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Works
実績
杉山鉄工では、創業以来多くの曲げ案件に関わらせて頂きました。曲げから生まれる曲線には、直線で表しきれない多くの表現を建築物に与えることができます。また、設計の必要性に応じ、性能面や安全性の観点で曲線が必要な場合もあります。
私達は建築物や構造物等に対して「曲げ」を通じて、そこに関わる多くの方と想いを共有したいと考えております。