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Overview
「セグメント」
主桁曲げ
セグメント主桁を作成する方法として、平板をアーチ状に切断し、その後、機械加工を行い溝部分を削る方法が一般的です。(平板切断方法)
それに対して、杉山鉄工では、すでに溝が付いている平鋼を冷間曲げを行う事によって主桁部のアーチ形状を作成し、必要長(A,B,K)に応じて切断します。(平鋼冷間曲げ方法)
平板切断方法 | 平鋼冷間曲げ方法 | |
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メリット | ・様々なサイズに対応できる | ・低コスト(材料の無駄が少ない) ・短納期対応可能 |
デメリット | ・高コスト(材料の歩留まり、機械加工) ・納期が掛かる |
・対応できるサイズに限界がある |
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Characteristic
杉山鉄工の
特徴
杉山鉄工では、曲げの技術を活かし、シールド工法で使用されるセグメントの主桁など、冷間曲げにて溝付き平鋼を曲げることで製作しております。また、曲げるだけではなく寸法切断することで各パーツを製作し、NC穴あけドリルマシンにて穴あけ加工まで対応しております
圧倒的精度
セグメントを実際に組み立てる現場のお客様に少しでも手間をかけないように杉山鉄工では、精度にこだわっております。「杉山鉄工のパーツを使うと楽だ」そういって頂けるよう精度等追求しております。
徹底した管理体制
品質を担保するために、各工程で寸法検査を行なっております。出荷前の最終検査でも各項目数値をチェックし、全数ナンバリングを行なうことでトレーサビリティの確保に取り組んでおります。
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Flow
「セグメント」
主桁曲げ工程
お打合せ | 各種仕様に合わせたサイズ等をお打合せさせていただきます。また、お客様の工程に合わせ主桁パーツの納入順番等も決めさせていただきます。 |
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鋼材発注 | お客様より鋼材メーカーへ、お打合せ時に確定したサイズでの平鋼を発注頂きます。 |
入材 | 打合せ時に確定した仕様を満たし、曲げ加工する事を考慮したサイズの溝付き平鋼を入材します。 |
受け入れ検査 | 各A、B、Kのパーツに使用する平鋼のサイズ・数量等の検査を行ないます。 |
曲げ加工 | 各A、B、Kのパーツ毎曲げ加工を行ないます。その際にも板幅及び板厚などを確認し変形等を考慮し、最適な曲げが行なえるよう調整します。 |
曲げ検査 | A,B,K各パーツ毎必要なサイズに切断します。また、開先が必要な場合は、この時点で開先加工を行ないます。 |
穴明け加工 | 穴明け加工用のNC機にて、ボルト穴等の穴明け加工を行ないます。 |
出荷前検査 | 加工後主桁に対して、板幅、板厚、内外弦長など最終検査を実施し、全製品にナンバリングを行ないます。 |
出荷 |